邦題詐欺と予告編詐欺の豪華2本立てでお送りする中華ロマンミステリー‼︎
唐の時代、国を治めるお偉いさん方が謎の怪死…日本から唐に渡った空海と詩人で役人の白楽天のバディがその謎に迫るというお話。
予告編が面白さのピーク説を見事に体現してみせた本作、ある意味拍手喝采!
予告編での美しく壮大な映像美は何処へやら、セットは豪華だがチープなCGが目に余る色彩だけは鮮やかな場面の数々。
邦題は空海なのに全くもって空海主役の話ではなく、予告編で重要キャラクターの雰囲気を醸し出していた阿部寛は大筋に絡まず…。
しかしなぜだろうか。
最後まで観てしまう謎の魅力がある作品。
作品が纏う壮大な中華感はなかなか楽しめる。
当時映画館で見たのが良かったのか…?
大画面と音響設備が生み出す映画館マジックのおかげか…?
エンディング曲は本編の世界観にもマッチしたナイスな仕上がりでした。
いろいろ書きましたが意外としっかり楽しめます!
オススメは…出来ませんが…。