このレビューはネタバレを含みます
中国映画
原作は日本の小説
原作は未読だがレビューを読んだ感じでは
原作の最限度は低く
原作というよりは原案(設定だけ借りているがほぼ別物)
染谷将太が空海を演じる
空海は日本から来た陰陽師で
唐(中国)で化け猫を追いかけつつ
楊貴妃の死の謎を解き明かす
楊貴妃を殺すことが、なぜ反乱鎮圧に繋がるのか
いまいちピンとこない
「黒猫を殺すのはかわいそうだから自分が生贄になろう」
というところまでは分かるけど
その後、黒猫の体を乗っ取って妖怪化するなら
初めから黒猫を生贄にして、楊貴妃から毒抜きすればよかったのでは?
各人物の動機がちぐはぐというか
見ていて釈然としない場面がいくつかあった
映像は綺麗で
エンターテインメントとしてはそこそこ良くできている