宗教映画というよりはミステリー映画で、想像していたものとは違っていましたが逆にそれが面白かったです。
音楽、映像共に美しく、RADWIMPSのエンディングテーマや黒猫の眼の妖しい輝きには引き込まれました。
また、役者さんの贅沢すぎる使い方には驚かされました。火野さん、松坂さんの使い方笑笑
中国人がいなくて、日本人スタッフだけだったらとてもこんなことはできないと思います笑
内容的な面では、まず題名が少し気になりました。「美しき王妃の謎」とありますが、王妃自体には謎はないと感じました。周りが勝手に彼女の謎を深めているだけのような気がしました。この映画の本当に伝えたいことがイマイチ伝わってきませんでした。
初の東宝×KADOKAWAの共同配給や日中共作が売りの今作でしたが、これがどれほどすごいことなのか自分を含めた素人には分かりません。
映画に自信がない表れなのか、誘い文句が大袈裟すぎて無駄に期待値があがってしまったことが酷評に繋がったのかなと思いました。
