ねこさかhal

THE BATMAN-ザ・バットマンーのねこさかhalのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

まさしくバットマンの物語。

ノーラン監督版がブルースウェインの物語だったのとは対照的。強力ガジェットや特殊な格闘技とか無しで、ひたすら物理。JOKERと近い空気感。

キャットウーマンとロマンス的な空気になるがかなりドライ。あくまでもバットマン。復讐者としての個人ブルースから偶像としてのバットマンへ。それは成長なのか、自己の消滅なのか…?リドラーの青白くて死んでるものは?の謎々はあながち間違っていない気がする…
人としてみると、かなりうつろ。やっぱり両親が殺された時点でブルースは死んでいたのだろうか。父の過ちを聞かされた割には冷静すぎるような。
アルフレッド、エピローグ登場しないけど大丈夫かな

カーチェイスシーンの音がいい。映画館の音響やっぱりいい。スタイリッシュなバットモービルじゃなくて、馬力!エンジン!
人違いで放置されるペンギンちょっとかわいそう

ニルヴァーナの曲が非常に似合っていた。
オリジナルのテーマソングすごくいい。シンプルなのに耳に残る。
ロバートパティンソンさんハマり役だと思う。掴みどころがなくて、善悪が分かりにくい人。中の人つながりで、ひっくり返った車を除きこむシーン、セイターだなぁと思ってしまった笑

謎ときもホラーも別に一流ではないし、予告で煽るからブルース家の問題も意外な展開にはなり得ないけれど、空気間や音楽、俳優さん達がマッチしていて映画として好き。ティムバートンともノーランとも違う独自の色をしっかりもっている(個人的にはノーラン派ですが)

希望に向かうエンドのはずなのに、虚なゴッ
サムの世界が心に残留した
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