公開前日上映で見てきました。3時間でケツが痛いが飽きること無く怒濤の勢いで見れる面白さでした！
バットマンの何度目かのリブートで今作はロバートパティンソンがブルースウェイン。
歴代ブルースの中でも極めて陰キャ！社交性が一切無い引きこもりで前髪ウザッ！
この数年、バットマンのゴリマッチョ化か加速していたが、今作ではだいぶ細マッチョになったね。
そして今作のヴィランはまさかのリドラー！
バットマンの中では古参だが、正直イカれた格好の格落ちキャラに成り下がって、すっかりヤムチャ枠になってたのに、こんな風にキャラ変をするとは思わなかった！
ゾディアック事件をモチーフにしたとの事で、正体不明な劇場型殺人犯として描写。？マークのド派手なスーツなど着ない、ナゾナゾキャラを活かしながらもリアリティあるシリアルキラーだ。
バットマン・リドラー共に原作をアレンジし再解釈した方向性だというのが判る。
物語は、市長の殺害から始まり権力者が狙われる連続事件となる。ゴードンとともに操作するバットマンはリドラーに挑発されながら真相を突き詰めて行く。ドロップなる麻薬を巡りマフィアと癒着していたことが判る被害者たち。
そして過去の疑惑は、ブルースの父トーマスにまで及ぶ。暴漢に殺されたトーマス夫妻の死の真相に新たな解釈を持たせている大胆な構成。
そしてマフィアの大物にペンギンが登場。怪人ではなくあくまでただの粗暴な男。これがコリンファレルだって！どんな特殊メイクしてんだ？全然別人じゃん！
さらにマフィアに巻き込まれた友人を捜す怪盗・セリーナカイル=キャットウーマンも登場！
木場のIMAXで見て来たのでペンギンとのカーチェイスのシーンはド迫力だったなー。このシーンだけでも劇場を選ぶ価値がある。
一応、ベンアフレックがバットマンを演じたジャスティスリーグとは別の世界観ということでいいのかな？
個人的には今作のバットマンは原作のイメージとは違っていても、かなり好みだ。格差社会の問題点を描いた、ホアキンフェニックス版ジョーカーとも通じるモノがあるのも良い。この方向性で様々なヴィランをリビルドしたら相当面白いと思う。
