THE BATMAN－ザ・バットマンーのりそなのネタバレレビュー・内容・結末

バットマンの最新作映画でとても満足できるものでした。
ダークな雰囲気がこれまでのバットマンよりも強い作品でした。これまでに様々な事件を解決したバットマンでもなく、ロビンなどの仲間がいるバットマンでもない、バットマンとして悪と戦い始めて2年目？くらいの若々しく、自分の行いや正義の在り方などに疑問を持っている若いバットマンであり、今作ではそんな若いバットマンの成長を感じさせる作品でした。
バットマンは非常に魅力溢れておりましたが、今作で残念だなと思ってしまったのはキャットウーマンではないかと思えました。
恋愛パートを入れたいがために作られたキャラとしか思うことはできませんでした。感情移入をすることもできず、どうしてバットマンが彼女に惹かれたのかもわかりません。推測ではありますがあることが発覚し、親と子という関係において自分と近いものを感じて惹かれたのだと思いますが正直なところあまりにも動機としては弱いです。
アクションシーン、推理パートなど非常によくできておりました。
難点としては3時間と長い作品であり、キャットウーマン関係など削れるところがあるのでは？ と感じずにはいられない作品でした。