今までのシリーズを意識したバットマンとは異なるちゃんとバットマンに向き合った作品に感じた
中身に触れるとほぼすべてがネタバレになってしまうので触れずにシンプルに書こうと思います
最初にバットマンに向き合ったと書きましたが説明が多いというわけではありません
むしろ逆で背景などのほとんどの説明がなく物語はスタートします
しかしこれがよかった
今作のバットマンは結構弱さをまだ抱えており復讐に囚われウェイン家の表向きの顔を利用することを嫌っています
過去にとらわれて過ぎておりまだまだ駆け出しのダークヒーローという感じです
しかしだからこそ視聴者は彼の危うさに惹かれるのでしょう
今作は特に序盤中盤が良く感じました
怖さはあるけどグロすぎないのでとても視聴者層のバランスが素晴らしいものになっていました
暗さと必死さ、音これらをしっかりと利用してとても最適な怖さを味わせてもらえます
ちょっと話は脱線しますが個人的にはゴードン役のジェフリー・ライトさんがすごく気に入っています
つい最近公開した「フレンチ・ディスパッチ」にも出演していましたが彼の話し方がすごく好きなんですね
聞き取りやすいしリズミカル、適度な低音に演技もできる
今後もどんどん活躍してほしい俳優ですね！
今回は字幕版で見たのですが、吹き替え版はバットマン役に櫻井孝宏さん、リドラー役に石田彰さんともやはこれだけでどこの視聴者層を狙ってるかわかりますけど見てから思いましたね
彼らの声だとこの作品をどう演じるのだろうかと
いい意味で別の作品にしてくれると思いますので明日にでも確認しに吹き替え版を見てきたいと思います笑
