機関誌プロパガンダ映画かなにかなの?
曲はともかく話の内容が本当に駄作
導入も展開もキャラの背景も敵の思惑も主人公の意思もアニメ表現もすべてが出来損ない
これを100周年記念にして本当にいいんですか?
最初に一つ言うのは曲は例年並みと同じか少し良いくらいには良いでしょう
しかし、敵のテーマソングがひどすぎる
吹き替えで見たので福山雅治のすごい美声を持ってしてもダメダメな歌詞
脚本的な部分
まず根幹は「星に願いを」とラストのあのシーンをやりたかったことは明確にだれでも分かるでしょう
しかし脚本が考えつかなかったのか安易に評価が取れるポリコレ要素という禁書に取り憑かれてしまいこの作品はボロボロになっています
ポリコレをやること自体を批判しているわけではありませんポリコレを表現してても面白い作品はあります、この作品が面白くないだけでポリコレが良くないわけではないのであしからず
才能が劣っていたり、肌の色や個性、身体的障碍などに負けない姿は別にいいのですがどうしてそういうキャラ以外の見目麗しかったり平均的なキャラ(王女以外)は何かしら悪い属性がついてるのですか?
ただ一番ひどいと感じたのはそれ以前にキャラ背景をもとにする物語です
あんなに主人公や敵の過去の話をしておいて何一つストーリーに活かさないのはもはや映画作品対する冒涜ですよ
わざわざプロローグや作中で何度も表現していた敵の過去を何一つおおやけにしなかったのはなぜでしょうか?
どうせ最初はそういうキャラ背景を作っていたけどポリコレ要素を入れて修正していくにつれ敵に同情する表現をするとポリコレ要素を入れた意味が無くなるとかいう理由なのは普通に感じ取れるんですが流石に酷すぎます、なめてるでしょ映画?
ただそれをおいてもっと酷かったのが仲間たちの一人の「大人に一足先になった少年」です
ポリコレ要素入れてこの描き方するんですか?
ポリコレってなにか今一度学んでから政治や人権、差別問題を語ってください
本当に酷いです、絶対当初はこんなキャラにする予定なかったでしょ?
アニメ表現も絵面はまだ良く見えるように作ってると思います
しかし、最初のミュージカル部のコマ数とかが足りておらずブレブレになってるしおそらくディズニー100周年とのこともありオマージュシーンを入れる必要があったのでしょうがやってることは過去作のツギハギだらけで何一つディズニーの良さを手掛けてません
ターザンらへんからの過剰な表情表現もあのころからなにも進化してないことを自分たちで証明してることをわかっているのでしょうか?
リスペクトとは停滞することではありません
時代とともにあわせていったり進化していくことです
ここまで作品を無視してプロパガンダ映画にするという意味ではディズニーの歴史を振り返った良い作品なのかもしれませんね
もちろん皮肉ですよ?