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THE BATMAN-ザ・バットマンーのtaominicocoのレビュー・感想・評価

4.0
【ネタバレなし】

ほぼお酒が呑めないけど、鑑賞帰りにバーに立ち寄りたくなりました。
そういう作品。どういう・・・?

1989年スタートの『バットマン』シリーズも一応チェックしました。
ノーラン版『ダークナイト』トリロジーはもちろん観てるし、からの新作を拝見。

個人的にシリーズものは観ておきたい性格なのでそうしたけど、絶対必要ではないかな?と思います。

以下、各シリーズで感じたざっくりのトピックです。

▶︎『バットマン』シリーズ
・コミックをまんま映像化した感じ?
・ヴィラン含め重要人物のキャラがとにかく濃い
・バットマンの影が薄い(泣
・ジム・キャリーが演じたリドラーは、ヴィランというより不審者

▶︎『ダークナイト』トリロジー
・観てるだけなのに疲れる圧倒的な映像と世界観
・ブルース・ウェインの大富豪感が際立っている
・バットモービルのデザインが異様にかっこいい
・ジョーカーのスカート姿が狂おしいほど可愛い

▶︎『THE BATMANーザ・バットマンー』
・ミステリースリラー色が強めで、常に次の展開が気になる
・やたらとエモーショナル
・ブルース・ウェインの富豪感は影を潜めてる
・苦悶するロバート・バティンソンになぜか共感、そして見惚れる
・キャットウーマンの猫感は全シリーズでNo.1
・雨☂️のシーン多し
 

新作のブルース・ウェインは、人間味を感じるキャラクター設定でしたねぇ。

『ダークナイト』シリーズでもブルース・ウェインはなぜバットマンになったのか?という部分は描かれていました。

が、今回は彼が運命を受け入れるようと苦悩する様子に親しみなのか、温かい気持ちが湧いてきて自分でもびっくりした。
も、もしや母性本能・・・?笑

ロバート・バティンソンの繊細で鬱々とした演技が、あの世界観にはまっていたのかなと思う。

正直、鑑賞前は3時間は長いなと思っていたんですよね、やはり。
でも、中だるみは感じなかった。

その理由の一つが、バットマンとキャットウーマンの関係。
とてもいいエッセンスでした。

二人の間に異性としての愛着はもちろんあるけど、もっと深いところで繋がっているように思えて本当に惹かれた。
とても、お似合いだった。

特に、あるものを介してバットマンがキャットウーマンを見つめるシーンがあって。
あの演出、女性も絶対に好きだと思う。
語彙力が低い子みたいだけど「きゅん」だった❤️笑

そう! この作品のオリジナリティは、女性にも愛される仕上がりってことかもしれない。


それから、劇場予告で何回も見たベンギン(コリン・ファレル)とバットマンのカーチェイスは必見。
近年稀にみる、極上のカーアクション!

椅子からちょっとだけ身を乗り出していたもん 笑

スーパーカーの美しくてけたたましいエンジン音。あれに全身が包まれている感覚を想像していただければ・・・。
この興奮、伝わりますか?

私はIMAXシアターで観ましたが、ドルビーシアターであのエンジン音を聞くのもいいなと感じる。

ラストであのヴィランもうっすら登場していたし、次作もあると信じて。

あー、いい映画観ました。
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