見たいと思ってる人は映画館で見といた方がいいだろう。
というのもほとんど夜のシーンなのと、3時間もの長尺なので自宅などで見ると多分きつい。しかし、その分重厚感のある絵作りで、見応えがあった。
映像演出的な見応えはとても良かった。
最近のDCを見て忘れていたが、そうだ、この暗さこそDCだよなと思い出させてもらった。
今の世界情勢ともリンクする内容で、かなりズッシリ来た。
個人的にはホアキンの『JOKER』よりも重かったが、予告のジョーカーの衝撃は序章に過ぎないってのは違う気がする。
ただ3時間飽きることなく引きつけられるので見て損はない。
話が面白いかと言われると、割と普通だったけども、演出や芝居で惹きつけられた。
音楽も良い。
冒頭の銃口の発砲時の光のみで、バットマンのシルエットが浮かぶ演出も良かったが、カーチェイスのシーンは特に演出にキレキレだった。
バットモービルのエンジンからの、あの逆さま視点で堂々と歩いてくるバットマンは最高だった。