「おいおい、落ち着けよハニー。俺を探してたんだろ?」
やっぱりペンギンが好き。コリン・ファレルが微塵も存在してなかった。
試写会に行った友だちの忠告通り、バットマンというより、ブルース・ウェインでした。それでも自分の嗜好には合い、どんどん画面に釘付けに。
最近のマーベル映画に代表される極端なCG描写が無く、キャラクターもリアルにデザインされていた点にとても好感が持てました。
ゴア描写がボカされたり、ビックリさせるようなシーンも音を極端に大きくしていなかったりする、ホラー耐性低めな僕のような人にも優しい配慮が見えて嬉しい。
本作の監督マット・リーヴスの『クローバーフィールド/HAKAISHA』を小学生の時に観てトラウマ級の恐怖を覚えた僕ですが、その時も足に刺さった鉄骨抜くシーンとか、人が破裂するシーンもボカしてたりシルエットでやっていたのを思い出します。
ウイングスーツで飛び立つ場面は「飛んだ~!」と心の中で叫んだほど爽快で気持ちよかったです。
バットモービル登場からのカーアクションは、これまで観た中で一番好きかも知れない、というかこれまでカーアクションにそこまで魅力を感じていなかったのですが、これはカッコよかった…!
ジョン・タトゥーロみたいな人だと思ってたらジョン・タトゥーロだったし、ペンギンがペンギンしてて、色々満足。
キャットウーマンも美人で、ゴードンとアルフレッドの意外なキャスティングもグッド。これはパティンソンで是非続編が観たい。