このレビューはネタバレを含みます
格闘術というよりは暴力。暗闇からの登場は犯罪者にとっては恐怖でしかないかも。
ロバートパティソンの鬱屈とした雰囲気 不健康感、悪に対する執着、過去に対する復讐心はまさにアンチヒーロー。
クリストファーノーラン版のブルースとはまた違った味があり、内にこもってある意味ストイックに温めた結果前述したような立ち位置に育ったのかなと想像。
ある意味ヴィラン以上にヤバいやつ。
物語上としては私立探偵の様な立ち位置で捜査現場にも割と顔をだす。
終盤は復讐からみんなの希望へ、自分の信念にわりと突っ走る前半から市民に手を差し伸べ先導する描写も。
ガジェットは割とアナログ感がある印象。
クリストファーノーラン版と比較するとウェイン家は昔ながらの名家って感じ。
ブルースとしても公でホテル買ったりとか派手なことはしない。
鬱屈としてる雰囲気の俳優が好きで、テネットで初めて知って好きになったけど、さらに好きになった。
作中かかるニルヴァーナも鬱屈に拍車かけてくれる。