友人とレイトショーにて。
もの凄く暗いのに、もの凄く惹かれる映画でした。かつてのバットマンからの変わり様に、驚きを隠せませんでした。
今作の敵はリドラー。圧倒的知能犯ですが、30年前は若手バリバリのジム・キャリーが演じていたわけですから、、。(それもジョエル・シュマッカー監督の嗜好でカラフルに。)今作ではその格好から闇度までがどこかおそろしく物々しい雰囲気に包まれていました。
おそらく映画自体クリスチャン・ベール版、オリジナルの1よりも暗かったのではないでしょうか。
180分という長い時間は、きっとロバート・パティンソンが今後どういうバットマンに扮するのか、ということを描くのに確保したのでしょう。
彼がなぜゴッサムシティを守るのか。
それは今作に隠されています。
あと、劇中で素顔のブルース・ウェインが出てくるシーンがかなり少なかった。これはウェインがバットマンというヒーローで生きていくことへの覚悟かな〜と思いました。
バットマンの半ば相方とも言えるジェームズ・ゴードンを演じるのは、007シリーズでボンドを支えるCIAを演じるジェフリー・ライト。前シリーズで曲者ゲイリー・オールドマンが演じきった難しいポジションを見事にこなしきってました。
あとですね、今日家出る前の昼コリン・ファレル主演の映画見たのにメイクすごすぎてどこにいるかわかんなかったっす、、。ペンギンと言えばダニー・デヴィートだけど、コリンを呼んだキャスティングが見事だなぁ、、。
というか今の時代こんなシリアスな洋画CMで予告でやらないし、どんどん洋画が復活してくれればなあ。
バットマンは50年の時を経て、時が経つごとに確実に大人向けの作品になってる。
