いやー重たい…重たかった。
バットマンはこれまで何度も映画化していて、全てを観てはいないけど恐らく最もシリアスで重厚感ある作品ではないだろうか？
自分はノーラン監督のダークナイトシリーズが大好きなのですが、そちらと比較すると本当に陰鬱というかとにかく暗い。
でも、これはこれで良いと思う。あのホアキン・フェニックスのジョーカーとまさに対になる作風となっている。世界観も共通するものがある。
前述のダークナイトシリーズのバットマン、ブルース・ウェイン役だったクリスチャン・ベールには華やかさがあったけど、今回のロバート・パディンソンが演じるとどうなるんだろう？と思ってたけど、本当クリスチャン・ベールとは対照的。もの凄く陰がある。でもこの作風には非常にマッチしていた。
3時間弱とかなり長く、コアなバットマンファンでない自分は途中少し疲れてしまったけど、それでも観終わった後は充足感に満たされていた。
最初と最後の方に流れるNIRVANAのSOMETHING IN THE WAYがこれまたこの映画の雰囲気にとても合っていた。
最後にペンギンだっけか？あれコリン・ファレルだと後から知ってビックリ！特殊メイクもだけどかなり太ったな。これも役作りなのかな？
これも続編ありそうですね。最後の独房？の隣の部屋にいたのは誰なのか？気になる。
