日本版トレーラーを映画館で観てあまりのスタイリッシュさに惹かれ、字幕IMAXで鑑賞。
期待して観に行って、期待以上だった。
重厚でクラシカルな雰囲気が苦にならない、3時間弱があっという間だった。画面の切り取り方、音楽、あらゆる演出が印象的で素晴らしい。格好良さに痺れて興奮が昂る瞬間や切なさに震える場面が何度もあった。
世界観にどっぷりと浸かって、素敵な作品に出会えた感動と余韻を纏って映画館を後にすることができる。
俗な言い方しか出来ない歯がゆさがあるけれど、ロバート・パティンソンの女心と母性本能を絶妙に擽る憂いが恐ろしいほどの魅力を放っている。
キャットウーマンと決定的なロマンスにならないところも切なくていい。
アルフレッドのくだりは涙してしまった。
クリストファー・ノーランの三部作よりこちらの方が好みかな。