えりみ

サラエヴォの銃声のえりみのレビュー・感想・評価

サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)
4.1
WOWOWで。
サラエボ事件は世界史で習ったし、ボスニア紛争やユーゴスラビア紛争は映画の題材によく使われるので、戦争映画をよくみる人なら歴史的な流れは何となく理解出来ると思う。
2014年6月で、第一次世界大戦勃発の引き金となった事件からちょうど百年なんやって。つい20数年前には史上最悪の民族浄化が起こった国。小さなこの国が欧州全体の歴史をも物語る〜
ドキュメンタリーっぽくそのあたりの事を喋らせる報道特番パートと、一応の平和を手に入れたこの国に生きる一般市民の生活は未だ厳しい〜な今をみせるホテルの1日を描くドラマパートが上手く融合。
1時間半ないので集中力も途切れず、てかホテルのドラマパートだけで十分引き込まれた。
そして誰もいなくなった…
シブい。
えりみ

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