サラエヴォの銃声の作品情報・感想・評価

「サラエヴォの銃声」に投稿された感想・評価

旧ユーゴスラビアの民族対立を垣間見つつ、第一次世界大戦の発端となった暗殺事件の犯人を英雄視する意見もあるのか、と自分の無知を知る。
出てくる俳優たちの演技が自分の好みに合う。勉強にもなり、かつ観ていて退屈しない。
70点
473

内容は難しかったけど不思議と引き込まれる映画だった。
雪

雪の感想・評価

2.6
「サラエヴォ」について、全然知識がないのでチンプンカンプン( ̄▽ ̄;)
ジャーナリストの話なんて右から左へ流れていくし、ホテルの部屋で練習してるおっちゃんの話も興味を持てない💧
ただただラミヤが可哀想( •́ㅿ•̀ )
何も悪いことしてないのに…。
あらすじ
サラエヴォの“ホテル・ヨーロッパ”は、第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年の記念式典を行うための準備に追われていた。仕事熱心な受付主任、ジャーナリスト、100年前の暗殺者と同じ名を持つ謎の男、演説の練習をするVIP、ストライキを企てる従業員たちとそれを阻止しようとする支配人…。100年の時を越えてふたたび一発の銃声で破られることになる。

ストーリー自体は分かりやすいですが、ジャーナリストの会話内容は私の知識不足で、知らない言語を聞いている感覚さえ覚えます。
でも、それ以上に、サラエヴォの複雑さに難しい気持ちになり、100年経って変わったのだろうか? とか、事件から内戦、現在に至る過程を再考させられる作品。

”サラエヴォ”って、単に地名を指す言葉ではなく、歴史の舞台、悲劇の象徴とか色んな意味を持ってしまった言葉だと思うんです。
それに相応しくと言うか、決して答えを示してくれないところに、真っ直ぐにサラエヴォを描こうとしていると感じました。
「汚れたミルク」の監督作品。同時公開のこちらは現地ボスニアの俳優らしい。ユーゴ内戦から15年経つけどこの辺りの国(ボスニア、セルビア、クロアチア等々…)の映画は近年のものでも国の貧しさが垣間見れてかなり考えさせられる。光と陰の撮り方がとても綺麗
"誰が何人か口を挟むから戦争が起こる"本質っぽく聞こえるが容易に理解する事も難しい。

プリンツィプは英雄かテロリストか?その意見の食い違いそのままにボスニアではセルビア人による大量殺戮等など絶望的な民族紛争が行われてきた。上記の質問で始まるボスニア人ジャーナリストとセルビア人プリンツィプ(同名)の感情的な議論が悲惨な歴史を物語る。

作品自体は音数が少なくめでいかにも東欧ぽかった。
nobu0326

nobu0326の感想・評価

3.5
第一次世界大戦の引き金となったサラエボ事件。
百年経っても民族間のわだかまりが消えずに燻り続けているボスニアヘルツェゴビナ。我が国日本は昨日、75回目の平和式典を反省するという天皇陛下のお言葉で総括と相成りました。
緊迫した、ある日常。
変化が必要な日
それは運命の巡り合わせ。
ディープな雰囲気のホテルが
いい舞台。
たま

たまの感想・評価

4.0
サラエボの銃声が世界を大きく変えた。
歴史のターニングポイントなだけに重くのしかかります。
ジャーナリストのインタビューと有識者のやり取りは早くすぎて字幕を読むのがやっとで頭の中で消化不良を起こしました。
それでもサラエボの近代史が凝縮されているような内容でした。
橋の名前やモニュメントが造られたり撤去されたり。時代や統治する側の民族によっての評価が変化していったんだなと感じました。
暗殺者と同じ名前を持つ男性とジャーナリストの口論はリアリティに溢れてました。果たして彼はテロリストか英雄か…表裏一体といったところ。
同時進行するホテルの内情とどう結びついていくのか…この国や世界情勢と同様に多くの問題を抱えるこのホテル。そして再びサラエボでの銃声が…。
見終わってみると何だか響く映画でした。バルカンが欧州の火薬庫という事実は変わっていないようです。
今も水面下でマグマがすくぶっている感じが否めません。
1914年のサラエヴォから100周年に近くの経営危機のホテルで支配人やストやドキュメンタリー番組の撮影班とかがからむお話

「暗殺で何か変わる時代じゃない」
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