子どもたちの演技が上手すぎて、まるでドキュメンタリーを見ているようだった。
どこにでもあるような光景。小学生女子特有の嫌な空気感。学校って本当に狭い世界だなと改めて思う。もっと広い世界があることを気付けない子どもって可哀想。
悲しさと罪悪感が混ざり合うような感覚が、あまりにリアルでチクチクと胸が痛んだ。誰かに助けてほしいのに、上手く言えなくて、その声にならない叫びがひしひしと伝わってくる。すごく共感のできる話だった。
ハッピーな気持ちになるものでもないけど、映画としては満点をつけたいくらいに素晴らしいと思った。