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「わたしたち」に投稿された感想・評価

脚本、演出、演技…その全てが高水準。
自分がまるで子供時代に戻って彼女達と同じ場面に居合わせているかのような没入感。
いじめからはとにかく逃げろ、と最近はよく言われるが、子供にとっては今いる場所が世界の全てであって、逃げ場なんて簡単には見つからない。
そんな子供たちの生きにくさに、周りの大人たちは気付いてあげられているだろうか。

このレビューはネタバレを含みます

韓国の小学生女子。いじめ。夏休み。自分が小学生だった時分(爆笑ポイント)を思い出さずにはいられなかった。

残酷な小学生あるある。こういう子、いたなぁ。大袈裟なようで大袈裟じゃないんだよな〜。うやむやにされて流されて、過去のものとして忘れられていく小学生の残酷さが、記憶の底から掘り起こされた。リアルだった。

序盤はクサい日本のドラマっぽく感じて苦手意識持ってたんだけど、そこから刺さるシーンが次々に現れた。小学生の言葉は、韓国ノワールの刃物より鋭い。子供に同情しちゃいがちなワイの心は抉られた。

大人の無理解、理不尽、家庭の事情、小学生の社会。言わなきゃ分からない。でも言えない。それが小学生というものでしょう。

見てて辛かった。でもよかった。この一連の出来事も、大人になった彼女たちの小学生時代の思い出として記憶の奥底に眠るに違いない。大人向けのいい映画。
Ryo

Ryoの感想・評価

3.8
見逃してたやつがアマプラで見放題になってた!小学4年生の少女達の繊細な友達関係をリアルに描く。これ見たら自分の小学生時代の事を思い出した。そうだった、そうだった。ほんの少しのすれ違いで友達関係が変化してしまう危うさ。私もいじめられてはないけど、わりとひとりぼっちだったな。「あの子が欲しい」ゲームはドキドキしてた。なかなか残酷な遊びだったよね?自分はいつも最後のほうにしか呼ばれない悲しさよ。

子ども達の演技が素晴らしい。主人公の女の子の表情が豊かで可愛くて切なくて、将来は大女優になっていそう。
しのち

しのちの感想・評価

4.0
子供たちの持つ無垢ゆえの残虐性が終始胸を締め付けた。

「言ってくれないと分からない、何があった?」と大人は聞くけれど、決めつけた様な視線が痛くて何も言えなかった自身の思い出が更に追い打ちをかける。

スクールカーストとか勝ち組すれすれ手前の序列の様なものも見え隠れしてそこも痛々しい。

フィル友さりさりさんのオススメ映画。自分で選ぶ事は決してないジャンルで、刺激的な映画体験をさせて頂きました。観て良かったです (◕ω◕)

さりちゃんありがとう(。•̀ᴗ-)✧
Ryoma

Ryomaの感想・評価

4.5
だれにでも訪れる思春期。その多感な時期の“友情“や“親子の関係“が丁寧に描かれていた。『はちどり』や『夏時間』よりも友情に重きが置かれていた気がする。

本作のひとつの特長として、実際の会話では語られないことが表情だけで暗示的に彼女らが何を意図するのかを示していて言葉で伝わるよりも深く刺さるものがあった。

思春期の子供にとっての世界はとても狭く、特に学校はスクールカーストが固定されがちなこともあり、その中で自分の居場所を家でも学校でも見つけられない子供はたくさんいるんじゃないかと思ったし、そういう悩みを抱えた彼らは懸命にもがき苦しみながらも前に進もうとしているんだと感じた。まわりの目を気にしがちな彼女らの心情や状況を痛々しいまでにしっかりと描いていた点がとてもよかったし苦しいほどだった。
子どもの時見えていた世界は本当に小さくて壊れやすかった。失敗することは恥ずかしいことで、やり直しが効かないと思っていたし、常に周りや大人の顔色をうかがっていた。そんな頃を思い出しました。

子役の演技が本当に自然で好きです。
切身

切身の感想・評価

4.2
ホントに悪い子はたぶん一人もいない。
だから苦しい。
ソンは良い子。本当のソンの価値が分かるのがあと15年後くらいってのが悲しい。家族の愛で、なんとかそのまままっすぐ育ってくれ......。

意外と私は担任の先生が良い先生で良かったと思ってる。
公平中立で、なおかつクラスを凍らせるギャグを遺憾なくかましてくる感じが好感持てる。なんかあると親にちゃんと電話してるところも。
まめ

まめの感想・評価

4.0
子供の世界だって大変
人間との関わりも大人と同じ

離れても何回でも友達になれるわたしたち
acahai

acahaiの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

途中から引き込まれて、しんどくなって胸張り裂けた。

大人になった今ほとんど詳細なことは覚えてないけど陰湿なリアルさに心痛くて死にそうになった。ソンの元にすぐいきたかったけど、ソンは気づける子で戦える子で考えることをやめなくて偉かった。근데 진짜 마음이 아파……

大切な子にそういうことが起きた時、わたしは何を、どうしてあげれるんだろう
moco

mocoの感想・評価

3.5
透明感が凄すぎて、内容に反して美しかった。
子供でも、しっかり社会の荒波をざぶざぶ受けながら生き抜いてるんだよね。

家の経済力が交友関係を悲しいかな左右したりする
容姿もけっこう大事
勉強が出来て運動神経の良さも大事
持ち物、旅行話、家、家族自慢、派手さが勝ち組への近道だったり

こうやって書き出すと、割と残酷だね。で、知らぬ間にこの残酷さから身を遠ざけ、傷つかないよう甘い道を選んできたんだと思う。そうやって大人になるにつれ、要らぬ経験や情報を排除して、友達を選んで、小さな世界の住人になっちゃうんだね。決して悪い生き方では無いのだけど、「わたしたち」の二人を見ていると、傷つかないと成長が止まるよと戒められる気もした。大事な人との繋がりは、波が大きければやっぱり絆も深くなるし、さざ波だって呑んだ時のネタになるしね。好きな人にはいつもより一歩深めに付き合うのがいいのかもしれないね。




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好きなんだもん、叩き合ってたら、いつ遊ぶの?
小さな弟の放つ一言が、ある意味、人生論。





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韓国の俳優さんたちを詳しくは知らずだけど、お母さんをどこかで見たな〜って、パラサイトのお母さんだった。今回のお母さん役は実直に生き、忙しい毎日の中にも愛と誠実さがある、好きなタイプのお母さんだった。お母さんっていうよりおばちゃんなんだけど、どことなく綺麗なんだよね。やっぱり韓国の俳優さんは肌艶が綺麗で肌に透明感があるな〜。早く日本も美容大国になってくれ〜
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