一休

ゴールデン・アームズ 導かれし者の一休のレビュー・感想・評価

5.0
中国カンフー時代劇かと思えば、実はインドネシア武術時代劇。
だから、出てくる人物は、中国系あり、マレー系あり、お師匠様なんかインド系だ。
超~珍しい上に、なんか古い日本の剣術時代劇を観ているようで好感が持てる。
ストーリーとしては、ある武術を極め、黄金の杖を持つ女師匠は、その人生の上でどうしても悪人を懲らしめ、時には命を奪わなければならぬ事もあった。しかし、その残された遺児を手元に引き取り、自分の武術を教え込むことで真っ当な道に歩ませようとしていた。
そんな中、自分の持つ黄金の杖を継承させるとき、一番技の未熟な少女を選んだ事で、高弟の男女二人が師匠を殺して黄金の杖を奪い、流派を乗っ取ってしまった。
黄金の杖を奪い返し、正当後継者として流派を取り戻すため、少女はまだ誰にも伝えられなかった秘技を習うため、もう一人の達人を探す旅に出掛けた。
と言う話しだ。
悪人は悪人らしく、成長途中の若者は若者らしく、とにかく旧き良きアジアの映画である。
武術映画としてもお薦めだ。
一休

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