maki

なっちゃんはまだ新宿のmakiのネタバレレビュー・内容・結末

なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

1日限りの自主上映会にて鑑賞。
映画館でもなく、狭いカフェの2階で座布団に座り、ノートパソコンで再生、プロジェクターにて投影。
それがまた、この映画の雰囲気には合っていたかも。
なんとなく面白そうと、このアプリでチェックしてたけど、なんで興味を持ったのかも忘れてたくらいだったのに、凄く面白かった。
学生の日常が流れてるだけなのに引き込まれて見入ってしまいうこの感じなんかあったなー、あ、「桐島部活やめるってよ」みたいな?
本物のなっちゃんは実は出てこないのも近いものがあるかも。
でも大人になってから現れたなっちゃんははじめは本物と思ってた。本人に会ってないはずなのに、本物のなっちゃんの姿が妄想と一緒なのが変だな…と思ってたら、結末は…!
嫉妬から生まれた妄想のなっちゃんとアキちゃんの現実ぽいファンタジーと狂気の不思議感が面白かった。
主人公はザ・女子的な。

一旦忘れてたなっちゃんを28歳になってもひきずってる。幸せを手に入れたはずなのに。
自分もいつかなっちゃんになるんじゃないかって不安でまたなっちゃんが現れたのかな。
maki

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