このレビューはネタバレを含みます
マカロニウェスタンの代表作にして『用心棒』の…翻案。翻案って良い言葉だぜ!
『用心棒』から続けて観たから結構違いにも気付けたし「あのシーンを西部劇にするとこんな感じになるのか!」とアレンジの楽しさもなくはない。
なので大筋がいっしょなのは良いんだけど、アゴを撫でるみたいな三船敏郎の仕草までちょっと真似てんのが小癪だな。まあそれもリスペクトと思えば…いや、やっぱりちょっとくらい捻りをくわえたキャラ立てをしてほしかったな。
また『用心棒』にいた亥之吉や閂みたいな個性的なキャラが存在ごと消滅していたのも残念。
本気でタマ取りたかったら胴体撃つな頭狙え、と言うのはさすがに野暮?