おなべ

荒野の用心棒のおなべのレビュー・感想・評価

荒野の用心棒(1964年製作の映画)
3.8
西部劇の金字塔。荒れ果てた街にフラリと現れた一匹狼のガンマンが、悪の2大勢力をぶっ潰す。

内容や悪役の血も涙も無い憎々しさの塊ぷり(ヒャッハー‼︎と叫びながら発砲したり、汚物を消毒させんばかりに放火もする)は、やはり時代を感じるものもありましたが、主役のイーストウッドは全く色褪せず魅力的。多くを語らず、クールに去って行く姿は格好良い!

特に終盤の早撃、睨み合いの演出には痺れました。赤、黒、白のシルエットと銃撃音で構成されているOPも素晴らしい。THEマカロニウエスタンを堪能出来る一本です。
おなべ

おなべ