Fyohko

blank13のFyohkoのネタバレレビュー・内容・結末

blank13(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

『blank 13』



先月、配信で鑑賞したけど

目黒シネマで
『その日、カレーライスができるまで』と
同時上映してたんで

図らずも2回目の鑑賞


タバコ買いに行くと言い
蒸発した
借金まみれの父親


貧しい中、苦労しながら
2人の男の子を
育てる母親


父親のようには
決してなるまいと
努力の末
大手企業に就職する兄


父親を憎みながらも
幼い時の父との思い出に
絡められてる弟


13年振りに
家族に伝えられた父の消息は
「余命3ヶ月」


父の葬儀に参列した面々は
家族が知らない
父の一面を語る



家族である
妻や子供達から見たら

必ずしも、良い父親ではないが

一人の人間としては
ダメだけど憎めない


頭では、理解できるけど
感情部分では
許すコトができない
人の多面性を

すごく分かりやすく
突きつけてくれる


家族になるコトで
生じる責任と甘え

それぞれの
捉え方と生き方が
全く異なる部分が

自分の家族と
オーバーラップしてしまうのは

荒川土手とか
おたけ橋が出てきたからだろう



母の法事の翌日に
齋藤工監督と

同じ空間で鑑賞してたなんて

なんとも感慨深い


#blank13
#斎藤工
#高橋一生
#リリーフランキー
#目黒シネマ
Fyohko

Fyohko