このレビューはネタバレを含みます
『blank 13』
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先月、配信で鑑賞したけど
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目黒シネマで
『その日、カレーライスができるまで』と
同時上映してたんで
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図らずも2回目の鑑賞
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タバコ買いに行くと言い
蒸発した
借金まみれの父親
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貧しい中、苦労しながら
2人の男の子を
育てる母親
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父親のようには
決してなるまいと
努力の末
大手企業に就職する兄
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父親を憎みながらも
幼い時の父との思い出に
絡められてる弟
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13年振りに
家族に伝えられた父の消息は
「余命3ヶ月」
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父の葬儀に参列した面々は
家族が知らない
父の一面を語る
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家族である
妻や子供達から見たら
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必ずしも、良い父親ではないが
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一人の人間としては
ダメだけど憎めない
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頭では、理解できるけど
感情部分では
許すコトができない
人の多面性を
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すごく分かりやすく
突きつけてくれる
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家族になるコトで
生じる責任と甘え
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それぞれの
捉え方と生き方が
全く異なる部分が
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自分の家族と
オーバーラップしてしまうのは
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荒川土手とか
おたけ橋が出てきたからだろう
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母の法事の翌日に
齋藤工監督と
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同じ空間で鑑賞してたなんて
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なんとも感慨深い
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