このレビューはネタバレを含みます
75点
黒人のコメディアンが、黒人ディスを入れつつもコミカルなホラーになってて、なんか不思議な感じ。
笑って良いのか、怖がって良いのかわからない感覚になった。笑
心から愛した白人女が、実は一番の闇だった、、
いろんな黒人を引っ掛け回して、黒人の本体を奪う。その本体に身内の脳を入れ込んで、黒人の身体を持って中身は白人(祖父・祖母)というのが実におかしかった。
この作戦がうまくいき続けていれば、そのうち親戚や周りの人たちみんな黒人になる。
絶対いつかはバレるだろ、と思うけどそんな面白い発想ができるのはさすがはコメディアンだなと思った。
アカデミー賞脚本賞(しかもホラーで)をとれたのも、「マンディンゴ」とか、過去作のおかげでもある。これは、監督が黒人だし、差別だけじゃない要素がたくさんあったり、捻ってたりしたから、あくまでも表向きで賞を取れたのか。
確かに素晴らしかった。けど、この年はこれ以上の作品(脚本賞をとれるような)はなかったのか？と思ってしまった。
