「今のトレンドはブラックだ」
終盤まで観れば分かるのですが、
ステレオタイプな人種差別映画じゃありません。
白人のある種の憧憬を、本音を感じられましたね。
物語は、白人の彼女の両親に会いにいったら
その村は差別主義万歳の村だったって話です。
このシナリオを聞いて、はじめは
黒人を嫌悪するようなイヤァ~なシーンが続くのかと思いました。
構えていると拍子抜けするほどの歓待。
しかし、ちょっとずつちょっとずつ違和感。
その違和感のエンジンのかかりかたがナイス!!
みんな楽しく歓談しているのに、主人公が2階に上がった途端、無言になり2階の足音に耳を傾けるカットが印象的でした。
終盤の黒人無双のときは、もっとスタイリッシュな感じが良かったかな?
演出面においては、やっぱり音が印象的でした。
ただ、もう一波乱…工夫が欲しかったかなぁ