このレビューはネタバレを含みます
やっと観た!!
今回感じたのは、ある程度の教養や知識がないとこういう映画のような娯楽やエンターテインメントを楽しみきれない、味わいきれない、あるいは本当の良さがわからないなと思った。知らないものごとに気付くことは出来ない。
例えば、
・クリスが拘束されている椅子から出ていた綿や、催眠の鍵である紅茶の収穫というのはどちらも奴隷制時代の黒人側の大きな労働だった
・タイトルシーンはシャイニングのオマージュ
というのをどこかの解説で読んでそういえばそうだったなぁぁ散りばめられてんなぁぁ!!!と思って感心したし二度面白かった。
あとこれはちょっと違う話だけど、あのバカ女が次のターゲット探しながらシリアルと牛乳をわざわざ別で食べてるのに違和感を感じたけど、「白いものは他と混ぜない」という意味だとか、なるほどね〜!!!て感じだったよね
最後のクリスの快進撃はハラハラしつつも観ていて面白かったしスカッとした。
頼れる友達がいて本当に良かったよロッドはまじでいいやつ。
一個気になったのはビンゴという名の人身売買オークションやってる時にアジア系のオッサンもいたよね。黄色人種も差別される対象だと思ってたからすごく違和感を感じた。
あと別エンディングはクリスが逮捕されて催眠もとかれないままロッドにも真実を伝えられなくてみたいな話だった、って聞いてまじでそっち採用されなくて良かったと思った。バッドエンドは嫌いじゃないけど、そんなリアリティがありすぎる終わり方だったらこの映画に誰も鼓舞されないしこんな流行らなかったんじゃないかな。
us観てからゲットアウト観たけどほんとジョーダンピィルゥゥウ(すこ)て感じ。
追記
バカ女の兄貴がちょっと二枚目でへらへらしてるけどキチガイなところが悪魔のいけにえのキチガイ二男をめっちゃ彷彿とさせた!!わかる人いるかな