俗に言うスニーカーバイオレンスの話。
最近スニーカーが好きになった日本人には共感できない話。
でも知るきっかけになる。
一つの名作スニーカーが、良い意味でも悪い意味でも人を狂わせ、自信を持たせ、簡単に人を傷つけるきっかけになり、最悪命を奪う。
それくらいスニーカーという存在は軽視できず、なぜここまで人気になったのか、それは誰が履いてたか、どんなコンセプトなのか、カルチャーであったりヒストリーがその価値を裏付ける。
人を狂わせ魅了し、社会現象にまでしてしまうほど、スニーカーは人々に影響を与え、経済を動かす。
さらに、おそらく情景的に主人公が着用した物は偽物の設定。言葉では出なかったが、あの名作が$150で買えるはずがなく、そこもスニーカーの二次流通の怖さを表現していそう。
お金がなければ人から奪えばいい、そんな事すら当たり前の世界がまだ存在するなんて、理解し難いけど、それがリアル。
内容はディープ。
スニーカーに魅了されている自分も他人事ではないはず。
いまやスニーカーは、両面で大きな力を持っている。
略奪、欲、金、性、力、格差、仲間
日本は平和ボケしてる。
