エアマックス狩りが可愛く思えるほどのスニーカーへの執着と暴力性が炸裂している本作。
スニーカー履くのも命懸けじゃん…
ただ、ここで定義されてるのは
エアジョーダンを履いてれば無条件でイケてる存在になれる。
と、いうよりかは
ジョーダンを履くのにふさわしい男になるのがイケてるぜ。
ってことなんだと思う。
作中のエアジョーダン1は、ただのスニーカーではなく、自分の強さやアイデンティティの象徴的なアイテムとして捉えることが出来る。
しかし、それらは果たして仲間を犠牲にしてでも守りたいものなのか。
後半、ブランドンが電車内で同じジョーダンを履いてる人を見かけて思わず自分の足を隠すシーンがあるが、そこにはそういった葛藤が描かれている、気がする。
なんだかんだ良い友達に恵まれてるのが一番幸せだよね。。。。
HIPHOPとスニーカーが好きな人には堪らない作品かと。
少し前まで大人気で、プレ値もついてたイージーブーストが最近は全然人気じゃないらしい。街で履いてる人もあんまり見かけなくなった。
良いか悪いかは言及しないとして、そんな昨今とは真逆の社会だなあと思うところもありました。