オリーブの樹は呼んでいるのyuko0925のネタバレレビュー・内容・結末

樹齢2000年のオリーブの木をめぐる家族の物語。
おじいちゃんが大事にしてた木を無理矢理売ってしまった父に反抗し続ける娘アルマ。
わかる、わかるけど、このアルマもちょっと自分勝手すぎるところがあって完全に共感できないというか、むしろ腹が立つ。
おじいちゃんに対する愛は何しても許される免罪符なの？って感じ。
特にアルマのことを好きで味方してくれてる人たちの意見に全く耳を貸さず、自分勝手に周りを巻き添えにしてドイツに行くのもなんだかなーって感じ。
スペインの人はドイツにコンプレックがあるのかなというセリフがあったりして興味深かった。
結局オリーブの木から枝を1本持ち帰って接木して植えるというラスト。ちょっとキレイにまとめすぎな気がする。