みうさん

ロニートとエスティ 彼女たちの選択のみうさんのレビュー・感想・評価

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原題はdisobedience不服従、反抗。ユダヤ教の閉鎖的な町に生まれた幼なじみの3人がどういう人生を歩むのか、という窒息しそうなテーマです。つまり、邦題は壮大なミスリーディング。セクシャリティだけにスポットライトが当たっているわけではありません。宗教とは、信仰心とは、自由とは、選択の自由とは。といったところ。エスティは自分の気持ちは一番強いタイプなのに、自分から行動しないのほんとやだったわー。なぜ、同性愛というとちょっと変態プレイみたいなのとか、力づくみたいな性急に貪るみたいな一昔前の描写がされるのかほんと常々どうかと思ってます。だいたい映画に出てくるカメラマンってピント合わせずにシャッター切るよね笑。テーマは重厚だけどなんか雑。あと、ユダヤ教のことをよく知らなかったことを知った。カツラとか、金曜日とか。
字幕翻訳/チオキ真里
恵比寿ガーデンシネマ スクリーン1 H列
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