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殺しのセレナーデ
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『殺しのセレナーデ』に投稿された感想・評価

"次々に女子大生を襲う殺人鬼は一体誰なのか…?"

私の犯人中間予想は50%くらい当たってた!!我ながらいい線いったと思う。

登場人物み〜んな怪しい設定だから『スクリーム』シリーズに似た楽しみ方ができる。でも私はちょっと退屈しちゃった。なんでだろ…?

日本語吹替えで鑑賞したんだけど、(ネット上の)闇の詩人役の若本規夫さんが喋るたびに笑ってしまったw

学園モノのスラッシャーホラー!

サスペンス&謎解きがお好きな方は是非♪
こぅ

こぅの感想・評価

3.8
ペドロ&ビセンテ脚本、監督による、スペイン産スクリーム、【キャンパス・スリラー】。
スパニッシュとなると、ちょい期待してしまうが、、


女子大生アレックス(シルケ)は、晴れてスペインの名門サラマンカ大学に編入する。
だが、この大学で数年前、ひとりの女子学生が何者かによって惨殺される事件が起きていた。
犯人はインターネットのチャットで犯行を予告していた。
そしてある日、アレックスのもとにチャットで知り合った人物から凄惨な映像が送られてくる…。


アヴァンタイトル、礼拝堂でのSEXとチャットからの殺人、、
早速、無理があるが、◯◯の死体は、ピーク。
また、雨の降る夜、寮にやってくる主人公、アレックスは、ダリ男監督の【サスペリア】を意識しているだろう。
エログロや劇伴やカメラワークは、遠く及ばない。

意外⁈な犯人像は、破綻か、斬新か⁈反則か⁈

本作の ミスディレクション のパターン(騙される系)は、無くも無いが、、
ノートパソコンでも使っているなら兎も角、展開的に 無理や辻褄合わないご都合主義 が目立つ。

【度々言うが、良く出来たミステリー&サスペンスの脚本なら、しっかり伏線が有って、犯人を当てられる、或いは、あとで納得出来る筈だ】

そゆ観点で、本作の伏線は、犯人は◯◯犯と、言葉(セリフ)に潜んでいたとしておくが、伏線回収は無く、強引。
で、犯行動機は、説得力に欠け、ピンと来ない⤵︎

ヒロイン、アレックス役のシルケ(27)は、K・ベッキンセイル似のメガネ美人で、クールな優等生なのに、二股でイケメン刑事と寝る(乙πサービス有り)という大胆さ。
しかも逆【氷の◯笑】は、浮いていた。


結果論で、
殺しが、◯◯くなかったのは、犯人像の伏線になるのかな⁈


結末は、ハッキリしているがモヤッと系。
爆裂BOX

爆裂BOXの感想・評価

3.6
女子大生アレックスは、晴れてスペインの名門サラマンカ大学に入学する。だが、この大学で数年前、一人の女子学生が何者かに惨殺される事件が起きていた。犯人はインターネットで犯行を予告していた…というストーリー。
スペイン版「スクリーム」といった趣の学園サスペンスホラーです。
チャットで会話していたアレックスの元に「闇の詩人」を名乗る謎の人物から凄惨な殺人映像が送られてきて、それを皮切りに次々と犠牲者が。アレックスはクラスメイト達と事件を調べるうちに被害者の共通点を見つけるという内容です。
前半はスペインの学生達の青春模様とその合間に殺人が描かれますが、まあ、登場する学生達が試験でカンニングしたり、学長の妻と寝て答案用紙手に入れてすり替えたり、毎回バカ騒ぎしたりバカな遊びしたりと本当にバカな感じですね。主人公のアレックスは成績優秀で真面目なメガネ美人かと思ったら、女と寝まくりなチャラ男エドゥの誘いにあっさり乗ってベッドインしたり、事件を捜査する刑事に夕食に誘われてすぐSEXしたりと結構尻軽。演じるシルケはスペインの国民的アイドルらしいですが、大胆な濡れ場披露したり後半の展開など結構挑戦的な役柄ですね。
フェレ・マルティネスが事件を捜査してアレックスに近づくヴィクター刑事をクールに演じてますが、この刑事もSEXの時手錠でベッドにつないだりナイフ舐めて顔の横に突き刺したりとミスリードもあるんでしょうがヤバい奴感感じさせます。
殺人シーンは流血量は多めだけど直接的な描写はほぼなくてゴア度は低めですね。マンドリンで顔ボコボコ殴る所はちょっと笑った(笑)解剖実習でカンニングしようとした新入生の女の子襲うシーンでは、それまで一人づつ殺してたのに一気に4人殺しててちょっとビックリしました。クスリでラリってる売人が殺される所では、刺すと血が蛇の様に変化して見える幻覚が面白かったですね。
ネットを使って殺人映像流したり、タイムラグ利用したりする所は現代的な感じ取り入れようとしてると感じました。
被害者が落ちこぼれという共通点を見出したり、大聖堂に掘られた像や闇の詩人の伝承や怪しげなキャラなどで「誰が犯人か?」というミステリー要素入れてますが、伏線の張り方がいい加減な所ありますね。サマンサが出た時点で「犯人あの人じゃないだろうな…」と思いましたが、その通りだったから逆にびっくりした。確かに意外な犯人だけどアンフェアな気も。あの大聖堂の仕掛けも犯人が逃げる手段でしか使われてないのも勿体無い気も。
燃え盛る大聖堂で繰り広げられるクライマックスは派手な感じで楽しめました。ヴィクターの相棒の刑事が闇の詩人のコスプレした学生達を片っ端から撃ち殺す所は爆笑しちゃいました(笑)ヴィクターが「犯人は複数いる」なんて言うから…「火事だ!逃げろ!」って言ってたしあの人たち無実の人だよね?しかも御咎めなしで終わってるみたいだし(笑)死人に口なしだからか?
最後語られる犯人の動機は、あの学生達のバカっぷりを見ると分からなくもないけど優性思想過ぎる感じあるなぁ。最後ヴィクター殺さなかったのはやっぱりちょっとは情が移ったからか?
話の整合性が乏しくツッコミ所も結構ありますが、学園ホラーとしてはそこそこ面白い映画じゃないかなと思います。