原作は未読だが三浦しをんではなく“闇浦しをん”感。
とにかく光どころか闇の映画だ。
シーンごとに見事な部分、役者達の素晴らしい演技などがあるのだが、どれも闇であり、なんとなく息が詰まりそうな圧迫感がある。
平静と圧迫が交互に来るみたいな。その技術もとても上手かった。
ジェフ・ミルズさんの異質な音楽ももちろんそれに一躍買っていたと思う。
物語の真意が良くわからなく、それこそ光と言うような爽快感もなく、闇を感じたまま終わったような気がする。
あと、橋本マナミさんの濡れ場の感じの不自然さはみんなイライラすると思うなぁ。