Kinakosan

光のKinakosanのレビュー・感想・評価

(2016年製作の映画)
3.2
疲れた。エネルギーを吸い取られる気がする。

島の風景は、私も覚えがあります。おばあちゃん家が島だったので、あの夏の密度の濃さが蘇る感じがしました。穏やかな側面と、自然の脅威みたいなものをはらんでいるのが、わかる気がして。

生きている限り、封印することはできないんだと思いました。全ての蓄積の上に今の自分があって、忘れたい過去もその蓄積の一層にいる。それが時折顔を出したり、無意識に思考の傾向を決めていたりする。

何も感じられなくなったのが、その証拠だと思います。

不快だった‼️音楽も不快さを増してる。だから、多分、作品的には大正解なんだと思います。
Kinakosan

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