Lily

愛を歌う花のLilyのレビュー・感想・評価

愛を歌う花(2016年製作の映画)
4.6
0.2ℓの涙。作曲家の最後の選択と贈物に。日本統治時代が舞台ならば、それだけで観るに値する要素だが、そこに必ず描かれるのは日本の圧力による愛の歪み、崩壊。服従を強いる敵さえいなければ親友と敵にならず恨みもなかっただろうに。それでもハン・ヒョジュ自身が生んだ悲劇であることには違いない。歌手の道を最初に拒んだのは自分だったのだから。チャンスは味方にできたのに。それにしても、韓国人俳優の日本語...発音が自然なのは金子文子演じたチェ・ヒソくらいで、みんな酷い。私が教えてあげたくなるレベル。講師いないのかな。
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