このレビューはネタバレを含みます
これは京都の介護殺人がモデルだろう。
今日本が抱える重大な問題の一つですね。
現実では息子さんが一命を取り留め、何年間の服役後に出所し
他の地へ移り住んだ土地で職を得たが解雇になり、結局最後は自らの命を、、という事件。
映画の結末はある意味では救いがあったのか。
沢山の理由からこう言うことになってしまったのだけれど、人間いつこうなってしまうか分からない。
以前この事件について『頑張る方向性を間違えたんだな』と切り捨てた人が居た。
そのときはなんて冷たい人なんだ！と憤りを感じたが、歳を重ねるなかで今は何となくその意味が分かる。
人に助けを求めることは恥ずかしいことではないし、
どんなに歳を取っても自分が置かれている身の上について改善の手段はないかと情報を集めることは可能だと思う。
まとまらないが、状況が悪化または、全く改善の見込みがないときは少し休んで視野を広げてみて欲しい。
人と話すことでも何かのアイディアが出ることもある。
介護だけではなく今何かで悩んでいる人が居るなら
一人で悩まず、一人で抱え込まずやっていって欲しい。
と映画の話から逸れたが、やっぱり山田くんはいつもカッコいい。笑
