日本のビジュアルだとスーチー主演のアジア版トゥームレイダーみたいだけど、実はチェンクンが主演
思っていたより楽しい作品だった
本作は鬼吹灯という小説が原作にあって、日本でも他に鬼吹灯を原作にした映画が4本リリースされている
そんな王朝の陰謀のような大人気シリーズだけあってキャラクターは皆個性的で楽しい
このストーリーだとぶっちゃけスーチーがいる必要があるのかとは思ってしまうけど、トンチキな敵を含めよかった
コメディパートもギリ、コテコテになりすぎないぐらいのちょうどいいラインで止められていたように感じる
キャストでいうとなんといってもアンジェラベイビー！
とにかく可愛すぎるのでとりあえずスチールだけでも見て！必見！
本作を見て一番感動したのはビジュアル
この手の中国映画は大体VFXがショボくてガッカリすることが多いんだけど、5年以上前の作品にも関わらず全く違和感のないものとなっていた
それ以外にも大陸ののどかな風景であったり、顔の汚れなどビジュアル面でかなり気を遣っていたように感じた
アクションはアクション俳優がいない中で頑張っていたとは思うんだけど、まずカメラの位置やカットの割り方が悪くてショットごとの繋がりの悪さが目立った
あと映画としてのここ！というアクションの見せ場が弱かったように感じた
特にラストはもっとアクション的な見せ場が欲しかったなぁ
欠点はあるんだけど、それ以上によかったなと感じる点の多かった一本だった
