感慨深い。
当たり前に観ていたベイダーが本作を観たことでより深みを与えてくれた。
ドキュメンタリーとして描かれた本作だが、真実は関係者により細かく異なるはずで、それも今となっては遥か昔の話で、限られた一部の関係者による当時の背景の取材を元に描かれているので、制作から数年経った今は、また新事実やあらなた証言も出る可能性もあるが、当のご本人は既に他界されており、彼が演じたベイダー作品の無表情のあのマスクとアクションから発する演技が愛おしく悲しさすら思えるようになった。
本作で監督がデビッド氏に会い、「あなたがやるべきであったあのシーンを撮らせて欲しい」と交渉し快諾してもらい、撮影。
ここのくだりには、鳥肌が立ち、ラストまで息を呑んだ。
最後まで期待してエンドロールの最後にも期待をしたが、、。
うーん、、。なんだかなぁ、。とやるせない気持ちが残った。
もちろん作品紹介でうたっている事には偽りは無いが、とにかく期待してしまった浅はかな自分や 上手いこと言って本当は撮影してないんじゃないの?という疑った気持ちを抱いた自分が少し嫌になった