珍妙な主題歌でお馴染み(?)、往年のタツノコプロ製作SFヒーローアクションアニメの実写化作品。
破裏拳流空手の使い手、鎧武士が警察の開発した特殊装甲スーツを纏い、破裏拳ポリマーとして悪を叩きのめす。変身後の現代風にリファインされたスーツデザインは、スタイリッシュな仮面ライダーみたいでカッコいい。(じゃあ仮面ライダー観りゃいいじゃんとかは無しで😩)
スーツの能力解放のために、キーワード『この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!』と音声入力しなければならない設定、ベッタベタですが僕は好き。最初は照れながら、後半は魂の咆哮となる展開はかなりアツい。😏
設定から、バトルは基本的に空手技の応酬となるため、主人公をモデル体型のイケメンではなく、重心が低い溝端淳平をキャスティングしたのは慧眼(褒めてます)。実写で再現した『真空片手独楽』『反動三段蹴り』といった必殺技も興味深く、とにかく溝端くんの本格的アクションは見応えありです。☺️
今をときめく山田裕貴くんは、一般人代表として正義感の強い熱血刑事役を好演。日曜朝の特撮番組の様な物語にメリハリがついたのは、彼の働きに依るところが大きいと思う。🤔
総じて楽しめましたがただ一つ、ラストバトルのフィニッシュ技『幻影破裏拳』が、ほぼCGでやっつけられていたのが悔やまれる。もっと、こう…あるでしょう!!😡