ピクサー作品としては、『インサイド・ヘッド』、『アーロと少年』、『ファインディング・ドリー』の後に公開され、後には『リメンバー・ミー』、『インクレディブル・ファミリー』、『トイストーリー4』と続く。この辺りのピクサーはダークな部分もあり、かなり内容が大人向けに作られている。
本作はカーズの1作目(と一応2作目)では現役バリバリであったマックィーンが最新車種の登場により自分を見つめ直す。まだ20代である私は学生時代を思い出したが、本当にこの作品を理解できるのは中年になってからかもしれない。
マックィーンがどういう決断をするのか、物語をどう落とし込むのか、、見てる間から次が気になるという何度も味わったピクサー作品独特のワクワクを感じた。
『カーズ』シリーズの2作目は無かったことにして、1作目との連続性もあり、映像技術の進化や登場人物の心情変化が実に見事に描かれていた。
特に最初の10分間くらいでもう没入してしまった。ジャクソンストームに抜かれた後の一連のシーンは気持ちがしんどかった。。
