「君はレーサーだ!」
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原点回帰ともいうべき、大変ノスタルジックでセンチメンタルで情緒豊かな映画になっていました(^^)
新世代の台頭、マックイーンの激しい損傷、そして挫折、レーサーとしての終盤にさしかかった時、彼が選ぶのはどんな未来なのか?
【ネタバレ】
今作では新たに大変魅力的なキャラ、クルーズが登場します
ピクサー映画のキャラ作りは丹念で抜かりが無くてほんまスゴイ
きっと生い立ちから細かーく作ってますよ、あれは
生い立ちから性格が作られ、言葉や表情になり、魅力に直結しますもんね
本当に忘れられない、大好きな大好きなキャラが必ず出てきますねぇ(^^)
ほんでそのクルーズが、初めはなんでこの立ち位置をメーターがやらんかったんやろ?と思ったほど、マックイーンと距離が近い、いや、はたまたサリーをも脅かす近さであります
怪しい……笑
その理由を理解し始めた頃、私は本当に心の何かが決壊して涙がボロボロ止まりませんでした…
主人公が挫折し、激しい努力の末に復活し、輝きを取り戻すところにヒーローのヒーローたる所以があるわけですけど、そんな安直な脚本を製作陣は用意していなかったのであります
かつての恩師、ドックを上手く絡めたところも極めて秀逸!!
メーター外しも極めて秀逸!!笑
ドックはレースの最前線から外されたことで不幸に余生を過ごしてなんかいませんでした
若きマックイーンを育てることに生き甲斐を見出し、未来を夢見描いていました
それはとても幸福な、違ったヒーローの生き方だったんですね
いつもトップで光り輝いていることだけがヒーローではない、そこに気づいてからのマックイーンとクルーズの最後のレースシーンはもう涙腺崩壊であります(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
そして新たなヒーローの誕生です!!
今思えば、スモーキーの酒場での女性チャンピオンの下りは伏線でもあったんですね
( ゚д゚)ハッ!
そんで、やっぱり言いたいわけです
ありがとうピクサー
ありがとうラセター
ありがとう作ってくれた方々