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亜人のtq1chiのレビュー・感想・評価

亜人(2017年製作の映画)
4.0
”亜人だからね…”

漫画の実写化。
漫画は途中まで読んである。
割と事件を端折ったような感じで始まる序盤はスピード感もありつつキャラの紹介も交えたアクションシーンとなっており、ワクワクするスタートを切っている。綾野剛の銃捌き、cgにより映像化されたIBM。
中盤でも綾野剛が暴れ回る。
そして後半では永井対佐藤、下村対田中のバトルが同時進行する。そしてオーラルの「black memory」が流れる中戦いの続きを示唆して物語は終わる。
この作品で注目したいのはIBMと下村対田中戦。IBMの動きは動物的であり、カメラワークも合わさってめちゃくちゃ見応えがあった。下村対田中戦は川栄さんと城田さんのアクションが凄かった。手前から奥にカメラが動いて下村の動きを追うシーンは今作の中でもお気に入り。永井対佐藤戦もIBMのアクションも相まってかなりかっこよかった。少し「るろ剣」っぽい動きもあったし。
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