アンビバレンツに、それでも完璧に両存する自己嫌悪と自己憐憫。
監督脚本音楽主演全部俺、ナルシシズムもマチズモも酷いのにどうしようもない程食らってしまうのは俺もヒリヒリするくらい解るからだ。
終盤凄くヒ>>続きを読む
30分のテレビ番組に希望やその断片を見出しても、それ以外の23時間30分は自分の人生でしかない絶望。
ジャスティススミスのテレビ観てるときの芝居が「テレビ観てる顔」過ぎて最高で、それはさておいて、主人>>続きを読む
未熟な若者の成長譚を3部作でやり切ってもまだやんのか、と思ったけど成長し続ける少年性がスパイダー「マン」の本領なんだなと。
少年というか、仕事でホルモンバランス崩す社会人2年目って感じ。
とは言っても>>続きを読む
細かい巧みな描写こそあれど、雑な印象は拭えない。
ウルヴァリンの過去、ストライカーの思惑、チャールズとエリックのすれ違い、ジーンの覚醒等、3作目のための伏線や展開が多く散漫になっていた。
でもエリック>>続きを読む
ヒーロー映画の文法が確立される前にこの作風でいったのがかっこいい。
原作から重く描かれてきたマイノリティとしてのミュータントを描きつつ、各々の信条から別れていく立場を描く。
ブライアンシンガーらしい細>>続きを読む
ディレクターズカットがオリジナルより短いことあるんだ。
肝だと思ってた爆弾や同僚とのコミュニケーションが削られてる気がしてなんとも言えない、カーペンター的にはそこはあんま気にしてないのか。
俺の好きな>>続きを読む
思考する爆弾との対話が革新的なのに古典sf的なかっこよさもあって凄い。
あらゆるアイデアが後世のsfの原石。
ダルそうな会話、不安定な物を排していく空虚な作業、崩壊したチームプレー。
上層部と現場の末>>続きを読む
市民無線を利用してトラックドライバーを狙う売春と、それを暴こうと躍起になる新聞社。
無線により接続された人々と、セックスというモロな接続、は多分そんなに重要じゃなくてどっちかというとカタギを目指す主人>>続きを読む
父親を戦争で亡くした少年の目を通して描かれるサッチャー政権下のイギリス。
大きく偉大な国家の影の中で加速していくミニマムなコミュニティにおける若者の寄る辺なさ。
思想とかそういうのよりそもそもの手前の>>続きを読む
クローネンバーグの初期作で、粗は多いもののゴア描写や特殊効果はそれなりに凝ってた。
ロメロの「ゾンビ」、リドスコの「エイリアン」より前にその類型のスリラー、ホラーをやってて凄い。
監督本人が自分で言っ>>続きを読む
2002年でこの視点の映画は先見ててかっこいいし、なにより朗らかでコミカルなサクセスストーリーなのが明るくて良い。
年代相応のユーロビートがガンガン流れるのは笑ったけど、ジェスの父親の描かれ方はグッと>>続きを読む
「AIM」と同じくnetgearのブランデッドムービーだけど、vtuberを扱った作品としてめちゃくちゃ面白い。
vtuberがvirtualである現実を脚本に落とし込みつつ、主人公の個性をしっかりリ>>続きを読む
5回目 吹替
ちっちゃい時から何度も観てるけどやっぱりグロテスクな話だと思う。
結局自分たちはおもちゃで、お気に入りか否かでヒエラルキーがあって、消耗品だから捨てられる可能性もある。
そんな中でおもち>>続きを読む
全く前情報無しで友達の誘いで観たけど面白かった。
極私的な岡田万太の物語で、そして物語というより作品に近い。ストーリーのカタルシスが無いから。
もともと音楽やってた監督の世界観が、懐の広い映画によって>>続きを読む
どこで観れるんだろうと思ってたらWiFi機器メーカーのnetgearのチャンネルに上がってて、しかも短編映画というよりそこのブランデッドムービーだった。
だから終盤になるとちょっとcm臭さが強くなる。>>続きを読む
モチーフとしてのマシン、スピーカーと車。
序盤のレイヴシーンは開放的な砂漠に放たれる自由な音と自由を求めてそれに乗る人間が重なる。
死を越えた後にまた弔うように踊り出すシーン、生がやっとこの映画に戻っ>>続きを読む
変化球のゾンビ映画かと思ったら男の自立の話でアツかった。
前半はいかにも腐れ脳なゾンビコメディだけど後半から一気に面白くなる。
醜悪な膿や腐肉が露悪描写をブーストし、母体としてのパーツが醜く強調された>>続きを読む
クドカン作詞の曲とキャスト陣の顔ぶれから見るに完全に大人計画のロックオペラの系列。
演奏も歌唱も生で浴びた方が楽しいだろうなーと思いながら観た。
地獄のセットとか歌唱シーンとか、演劇の文法を映画に合わ>>続きを読む
2回目
デストラクションでディストラクションしてる。
芦原泰良は抱えることもなく全てを世界に放つが、その方法はケンカ。
勝とうが負けようが関係なく、あくまでケンカがしたいだけで、擦り剥けた拳はまさに自>>続きを読む
銃や権威など、獲得していくもので世界をものにしようとする野望。
組織が収縮、崩壊した末、原初からのファミリーさえも失い、何も持たない真っさらな独りの男として街に転がる。
トミーガンの連射とともに捲られ>>続きを読む
ハリウッドらしい楽しいラブコメ。
批判性なく手放しに描かれる夢物語であり、登場する人種の職種が当時の世相そのままで今見ると昔の夢の地がどんな場所だったかよく分かる。
社会における立場とその差。
どこに>>続きを読む
序盤から手作業のアップ、匂いを嗅ぐ仕草、食事とかが続いて、丁寧に描かれる他の感覚により、聴覚の欠落が印象的に描かれる。
主人公がメディアに就職するのはやっぱり伝えるアクションを描く映画だからなのかと思>>続きを読む
編集が映像を刻むからテンポが生まれて、それにポエミーなセリフが調子良く乗ってくるから前半はまるでラップみたいだ。
金魚は結局水から出れないし、彼女らも結局学校から離れられない。
制服も脱げない。
諦観>>続きを読む
追う者と追われる者の同化。
街に溢れるスーツと帽子のイメージが氾濫し、終盤の銃撃戦においては全員が同族に見える。
ならず者の存在感が街の中に染み込んでいく作劇には近代アメリカ映画の犯罪観を感じた。
編>>続きを読む
主人公が主体的な努力、突破をしてないのが少しモヤるけど、純粋無垢な子供の挑戦と、境地に至った大人の挑戦の交わりが面白い。
フレッシュなヴェラの青春物語とキースの寂れたロードムービーのミックス。
エネル>>続きを読む
みんな限界っぽい、けど朝は来るよねって話かな。
ビルの屋上で藻掻く男は夜を生きてた奴らの観念そのものか。
オープニングのダイジェストの速度が凄まじく、しかも本編もだいたい同じテンポでびっくりした。
周りと違う男の無軌道な傍若無人はかっこよくもあり哀しくもある。
タイトル通り結局与太野郎。
妥協できない、止>>続きを読む
ちっちゃい時に観たとき中盤の展開があまりにもショックで観るの辞めちゃってたやつ。
優しいオチで安心した。
ディズニーらしい擬人化劇。
2回目
1回目 2026年4月1日 新宿ピカデリー
サフディの男が描く打算的で軽率な主人公が大好きだ。
理解されない個人的な闘いと目的と手段の乖離。
ニキビ跡の目立つクソガキが無理解と不条理を乗り越>>続きを読む
https://filmarks.com/animes/142/210/reviews/9674876
オープニング、cgのかっこいいやつじゃなくてあのままエロ相撲がタイトルバックでも良かったと思う。
前半はちょっとダレるけど、後半は英題の「The Abashiri Raid」に恥じない国産「ザ・レイド>>続きを読む
構成上の序章としての役割が強すぎて争奪戦を謳ってるのに全く奪い合わない。
各々がなんかデカイことの為に備えてて、そのデカイのがなかなか描かれない。
しかも続編が限定配信のドラマってなると、売り出す側の>>続きを読む
若い剣士が渋いおっさん方に支えられる構成が、二枚目のアイドル俳優の脇を演技派で固めるキャスティングと重なる。
原作だとちゃんと描かれるらしいキャラの動機も、長尾謙杜の爽やかな愛嬌で解決。
人情と信条が>>続きを読む
面白いものを作ろうという意図が感じられないけれど、それでも完成してるのを見ると創りたいという意思に思いを馳せずにいられない。
撮影も編集も終わってるけど。
ウトウトしてて目覚めたらちょうど夜が明けるシ>>続きを読む
ジェームズフランコの芝居が上手すぎてそれだけでも面白い映画なんだけど、他にない切り口の物作り映画としても面白い。
センスが終わっててもやりたければやればいい、完成した瞬間作品は作り手の手を離れる。
作>>続きを読む
2回目
このままじゃ自分は幸せになれないと理解していながらも、トラウマと憧憬を抱えたまま他人を自分の主義のもと率いる。
自分の人生を世俗的な一個として抑え、恥じ、個人的な大いなる使命の達成のため「マフ>>続きを読む