殺しても死なない不死身の「亜人」として発見され、政府の研究機関に拘束されていた永井圭は危険な亜人･佐藤に助けられるが……
『踊る大捜査線』シリーズ等の
!!本広克行監督!!
による人気漫画の実写映画。
主演は売れっ子のこの2人
!!佐藤健&綾野剛!!
アクションがすごいと聞いたので鑑賞。
「亜人とはなんだと思う？」
前評判通り、邦画のアクションとして最高水準のアクション映画だ。格闘戦、銃撃戦、スタンド戦(まさにジョジョ)どの戦いにおいても洗練された動きで見ていて気持ちがよかった。特にアサルトライフルやハンドガンの扱いがしっかりしていたのが個人的には嬉しい。
ただ原作のストーリーを108分に詰め込むのに無理があり、だいぶ端折って進行していくので読んでないとついて行くのが難しいんじゃないだろうか？
佐藤健の運動神経は凄い。
『るろうに剣心』しかり、アクション映画でかなり重宝される俳優でしょう。本人はイケメンなのに平凡な大学生とかの役が良く似合います。
そして何より綾野剛！！まじか！
原作の佐藤さんはだいぶおじいちゃんなので最初キャスティング聞いた時は
「ｹｯｯ！似合わねぇよ！！
売れてる俳優起用すればいいと思いやがって！資本主義のブタ共！！」
と馬鹿にしていたのですがごめんなさい。ミリタリーアクションからあの独特な喋り方まで見事に再現してました。かっこいいです、、、。
あとは城田優とか川栄とか玉山鉄二が頑張ってます。チョイ役のおばあさんに吉行和子を使う必要あったのかな？（笑）
結構楽しめたんですが、原作がマンガゆえかセリフがとにかく臭くて演技も大げさに見えてしまった。
でもこれぐらいのアクション水準が邦画にも普及すればもっと面白くなるんですけどねぇ〜……。
ラストは続編も作る気なのかな？
原作漫画好き、アクション映画好き、そして綾野剛に何回も殺されたい変態の方々にはオススメの作品。
