視覚障害者向けに映画の音声ガイドの制作をしている美佐子は、弱視のカメラマンと出会う。彼の無愛想な態度に反感を覚える美佐子だったが、彼が撮影した夕日の写真に感動し、いつかその場所に連れて行って欲しいと思うようになり…というストーリー。
美佐子役の水崎綾女さん、凛とした美人でした。
永瀬正敏の視線、歩き方など本当に弱視の方のようだったし、徐々に失われていく視力への焦燥感も伝わってきた。
顔を触るシーンがとても官能的でドキドキした💓
映画館では、耳の不自由な方のためにある「日本語字幕」という上映は見たことがあるけれど、目の不自由な方のための「音声ガイド」というのは利用したことがない。
こんなに説明を付けたり、逆に間を取ってみたり。説明し過ぎてしまうと、見る者の想像力を奪ってしまったり、制作者の考えの押し付けになってしまう…。
凄く難しいお仕事だと思った。
目を閉じて、ガイドを聞きながら映画を見てみたくなった。
タイトル通り、光の射し込みが美しい作品。