キタコーヘイ

光のキタコーヘイのレビュー・感想・評価

(2017年製作の映画)
3.5
日差し、夕日。日々の風景が、丁寧に美しく描かれる程に、見れなくなる事の悲しみがより際立つ。
会社の人々、街、公園。日常が静かに穏やかに描かれる程に、無愛想な中森の抑えきれない程の無念さがまた際立つ。
その悲しみ・無念に差し込む光のように、主人公・美佐子の存在は感じられた。