Naoya

gifted/ギフテッドのNaoyaのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
2.7
フロリダで暮らす、亡き姉の子である7歳のメアリーと、彼女の叔父でシングルのフランク。メアリーには、生まれながらにして数学の天才的な才能を持っていた。マーク・ウェブ監督のヒューマンドラマ作。メアリーの人生を中心に描かれる物語で、温かい生活の雰囲気の中、才能の開花のため英才教育をしていくのか、愛する者と普通に過ごしていくのかが内容としてあるが、やはりメアリーを演じるマッケナ・グレイスが愛らしく、とても演技が良い。喜怒哀楽の様々な表情が見られます。彼女の素敵な、感情の入った演技がとても自然で物語に引き込まれます。メアリーを中心に、叔父のフランクや、フランクの母親がメアリー自身の人生を左右していくのだが、視点がメアリー目線とフランク目線で描かれるのも印象的。約100分の作品中に、密に入れられた構成が光る物語です。愛についても描かれ、ハートフルなヒューマンドラマではあるが、ご都合主義な展開もある。出演者に、クリス・エヴァンスやオクタヴィア・スペンサーと豪華。
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