2018年、幸先の良さを感じた一作。
"talent"をどう扱うか。
それぞれの立場の違いから生じる人間関係の歪みがリアルだった。
夕陽のシーンは、フランクとメアリーが叔父と姪ではなく親子以上の絆を象徴付けられお気に入りだ。
数学の才能、家族愛、シリアス、笑い、音楽のバランスが良く、人間の距離感の絶妙さを体現は『500日のサマー』と同監督の作品と知って納得だった。
猫がキュートで、キャプテン・アメリカはワイルド髭でもイケメンだし(クリス・エヴァンス)、美しさと儚さを既に兼ね備えたマッケンナ・グレースは次世代天才子役として今後に期待したい。