デトックス映画だった。
夕陽のショットがとても良かった。
お母さんがめちゃめちゃ邪悪だった。
ギフテッドのタイトルの意味は絶対に天才を表していると思うが、
映画の最終盤の姉の贈り物にもかけてるのかな?と思ったら、
これは復讐を描いたドラマ映画だったりするのかもと別視点でも読み取れる映画かなとか思ったり。
クリス・エヴァンスと言えば、
キャプテンアメリカが代名詞ですが、
アイスマンという映画では、
薄汚い犯罪者を演じたりと色んな役柄ができるわけで、
今作では、天才だけど姉より天才じゃないから素朴に生きて人生の意味を見つけてやる系の影のある元哲学者を演じたわけで、
それがまた素敵過ぎるし、
素敵過ぎて存在がフィクション。
哲学者が育てればそりゃ良い子に育つよなと邪推したくなるぐらい姪が可愛い。
内容的には、
クレイマークレイマーを彷彿されるような
何度も映画化されてるような話なので新鮮味は薄かったが、
クリスエヴァンスと姪役の子が素敵で、
彼らのやり取りを暖かく見守るようなカットで終始物語を紡ぐマーク・ウェブが、大手スタジオ映画から再度ドラマ映画に帰ってきてくれて良かったなぁって思った。
アメスパ2は良かったよ。
アメスパ1はクソだったが。
でもこういうシンプルな映画の方がマークウェブが活躍できるような気がするのは、
やっぱり出世作の500日のサマーのせいかな。