「500日のサマー」のマーク・ウェブ監督なので期待してたけど、ほんと素敵な作品でした。
温かな眼差しのクリス・エヴァンがすっごく素敵だし子役のマッケンナ・グレイスちゃんも可愛いくて素晴らしい演技でした。
あの夕日のシーンはため息でるくらい良かったし、病院でのシーンもすっごく好き。
さりげなくピアノ映すのも、回収したゲージが3つなとことかも、他にも細かなシーンに愛や優しさが溢れててすごく良かった。
フランクと同じ目線で、どの選択がメアリーにとって1番良いのかすごく迷った。
エブリンの主張する天才的な能力を授かった人の使命の話も一理あるように感じてしまったし、メアリーの数学への興味や天才が普通学校に通う事での弊害、色んな事を考慮すると何が正しいのかなんて答えがでなかった。
子育てってほんと手探りで、その人生を終えてみないと本当の正解なんてわからないんじゃないかな。
でもひとつ確かだと感じるのはあんな風に「彼に拍手を」なんて言えちゃうくらいメアリーが優しくステキな女の子に育ってるのはフランクの大きな愛情の賜物で、それこそどんな優れた才能よりも素晴らしいギフトだという事。